皓月庵

乙女ゲーム中心の趣味に走ったアナログ二次創作ブログ。マンガと小説のごちゃまぜ^^;

「彼女には敵わない」

桜護雪」の香西香住様から、彼シャツちーちゃんへのSSを頂きました♪


今回は香住さんには珍しく18禁―――と言われ受け取ったのですが
そこまではいってないかと思いますので、このままUPします^^
しかし、直接表現はないけど、こういう雰囲気ってどきどきしますねw

ではでは
今回はちーちゃんがとっても頑張ったお話♪
続きからどうぞお楽しみ下さい^^



挿絵は感謝を込めて香住さんへ進呈します。
他の方はご遠慮下さいね(^^;



彼女には敵わない



カット664

「千鶴。珈琲を……」

一緒に飲もうと珈琲を持って行って、彼女の格好に思わず固まってしまう。
下着は履いているんだろうが、ブカブカのシャツに隠されてまるで履いていない様に見える。
いいな、彼シャツってやつか。
……っうか、その格好でベッドにちょこんと座って上目使いってお前、誘ってんのか?

欲に駆られない様に彼女から目線を逸らすと、花柄のクッションが目に映る。勿論、俺の趣味ではない。
彼女……雪村千鶴と彼女の卒業と共に付き合い始めてもうすぐ一年が経つ。
同棲をしている訳ではないが、彼女が欲しがるままに物を買っていたら、随分と部屋が変わって来た。

さて、何故千鶴がこんな格好をしているかと言うと……断じて、俺の趣味じゃねぇぞ!……悪かぁねぇが。
彼女が『雨宿りをさせてください!』と、びしょ濡れで飛び込んで来た事から始まる。

雨が降って来た時点で俺を呼べよと叱りながら、風呂に押し込んで、今濡れた服を乾かしている。その間だけの代わりとして貸したわけだ。

……付き合い始めて一年、合鍵も渡し、部屋も彼女の色に染まって来ているのだから、そろそろ着替えなども置かせても良い気がする。
目に映るもこもこの敷布団も珈琲が入ったハート柄の色違いのカップも彼女が好んだ品だ。

この間、久し振りに泊まりで押し掛けて来て爆笑した原田は今度から門前払いにする事にして……。

まだ泊まらせた事がないんだが、もう先生と教師の間柄ではないのだから、そろそろ、なぁ?

まぁ、彼女が嫌がる事をする気はない。
こいつが望んで来るまでは大人の余裕で理性を保とうと思ってる。

……しかし、こういう格好をされるとなぁ……。

「歳三さん?」
「あ、ああ」

小首を傾げて見つめてくんな。
可愛過ぎだろう!

「これ、ありがとうございます」
「あ、ああ。高校時代のやつなんだが……それでもでかいな」
「……中に、『土方』って書いてあって……」

頬を染めて微笑みながら話される。

「寮暮らしだったからな。寮則だったんだよ」
「………今の私、『土方千鶴』です」

えへへと嬉しそうに言われたら……。

……駄目だな。

「千鶴」

持って来た珈琲を近くのテーブルに置き、千鶴に近付く。

「はい」
「……俺と珈琲、どちらに暖めて欲しい?」

一応、選択肢をくれてやる。

「……私、六月は鞄に折り畳み傘を入れておくんです」
「ん?」
「わざと濡れて来たんです」
「は!?」
「歳三さんったら、キスより先になかなか進んで下さらないんですもの」

千鶴の細く白い腕が俺に回され、口付けられる。

「千鶴……」
「でも、少し濡らし過ぎちゃいました。……下着に困った私がどうしたか、確認してみませんか?」

カット665彼女には敵わない

間近で微笑まれる。
……いつの間にこんな色香を付けたんだか。

「……お前には、負けたよ」

今度は俺から口付け、彼女をふわふわ敷布団に押し倒した。

大人の理性なんざ愛しい彼女の魅力の前では簡単に崩れちまうもんだ。

ブカブカのシャツの下の真相は、俺だけが知っている。


end
  1. 2015/06/13(土) 14:56:44|
  2. 頂きもの
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
<<休憩中だよ( ̄∇ ̄;) | ホーム | 左腕が(>_>>

コメント

とても素敵なお話でした。

こんばんは、香住様、小萩です。
美雪ちゃん?から「私の武道伝を
見に来て下さい」ってメッセージを
いただいたのですが、これ、千鶴ちゃん
から私宛のメッセージですよね?
宛先の名前は「雪村千鶴より」になって
いましたし。

千鶴ちゃんの彼シャツ、すごくすごく
萌えました。やっぱりブカブカの彼シャツって
憧れますよね。萌えポイントの王道。

千鶴ちゃん、傘持ち歩いているのに、
ずぶ濡れで土方さんのお部屋に駆け込む
なんて。そしてお風呂貸してもらって
彼シャツで上目づかい。もう萌え殺す
気満々ですね?千鶴ちゃん、すごくよく
頑張りました。「・・・今の私、「土方千鶴」
です」にもうもうドキドキ心臓破裂しそうでした。

ハート柄の色違いのペアマグカップに、花柄の
クッション、着替えは、土方さんの香りに
包まれたくて、わざと持って来ないのでは?

「・・・お前には負けたよ」ついに土方さんと
結ばれるんですね。ちょこ様のイラストも、今回
すごく素敵で雰囲気が出ていて素晴らしかったです。
千鶴ちゃん、土方さんといつまでも幸福にね。
  1. 2015/06/13(土) 22:09:18 |
  2. URL |
  3. 小萩 #-
  4. [ 編集 ]

香住→小萩様

こんばんは。間違えました(笑)コメントありがとうございました♪香住が一番力を入れた場所に反応してくれてありがとうございました♪「今の私、土方千鶴です」を一番言わせたかったんですよ(*ノдノ)流石に、土方さんの部屋に下着を置くのは恥ずかしかったんだと思いますw多分、普通に。遅くなる前に土方さん送り届けてたでしょうしね。つまり……お風呂に入らせてもらえたのも今回が初めて……と(笑)結構紳士です、土方さん。原田さんを選択していたらこうは行きませんでしたw
  1. 2015/06/13(土) 22:49:58 |
  2. URL |
  3. 香西香住 #PBl13R7o
  4. [ 編集 ]

左之さんだと事後に。

おはようございます。香住様、小萩です。
やっぱりあれ、千鶴ちゃんでよかったんですね。

「今の私、土方千鶴です」くぅぅぅ〜っ(萌)!!
将来きっとそうなるんですよね。でもしばらくは
「歳三さん」って呼ぶのが恥ずかしくて、こっそり
練習してたり、外で「土方さん」って銀行とか
郵便局なんかで名前呼ばれても、自分のことと
気づけずに、ちょっとしてから「あっ私!!」
なんて赤面している千鶴ちゃんだと更に萌えます。

お相手が左之さんだと朝チュンで事後になって
しまいそうで、やっぱりダメですよね。だって
薄桜鬼のエロ担当ですもの(笑)。
土方さんは紳士で必死に理性を総動員させて
いたでしょうね。二人ともいつまでもラブラブで
お幸福に。
  1. 2015/06/14(日) 07:00:37 |
  2. URL |
  3. 小萩 #-
  4. [ 編集 ]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2015/06/14(日) 07:08:40 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

香住→小萩様

おはようございます♪いえ、名前呼びは付き合った当初からさせていると思います。むしろ、『先生』から離らかせるのに時間が掛かったとw銀行はやりそうですね。電話も新婚ならでは?(笑)どちらにしても、赤面するちーちゃんは可愛いでしょうね。
  1. 2015/06/14(日) 07:58:02 |
  2. URL |
  3. 香西香住 #PBl13R7o
  4. [ 編集 ]

「先生」かあ。そうですよね。

おはようございます。香住様、小萩です。
間違えて2重投稿してしまってすみません。

名前呼びってハードル高くないですか?
やっぱり「土方先生」って言っちゃい
ますから、「歳三さん」にも慣れさせるのに
時間かかったんじゃないかと。そこはあの
三木さんの魅惑ボイスで「名前で呼ばねぇと
お仕置きだぞ、こら」な〜んて言われちゃったら
もうもう(妄想が大暴走)。

「土方先生」はなかなか離れませんよね。
そこからもう一歩!!ハードルはなかなか
高かったと思います。そう!!「土方さん」
って呼ばれて赤面する千鶴ちゃん激可愛い、
可愛すぎる。電話とかも「はい、ゆき・・・
土方です」なんてやってたら可愛さ倍増。
千鶴ちゃん可愛いよう。

HPの方にもまたちょくちょく通わせて
いただきますね。ありがとうございました。
  1. 2015/06/14(日) 08:50:29 |
  2. URL |
  3. 小萩 #-
  4. [ 編集 ]

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