皓月庵

乙女ゲーム中心の趣味に走ったアナログ二次創作ブログ。マンガと小説のごちゃまぜ^^;

「忍び音の夜」

このHNではお初になるangeさんからの頂き物です♪
男3人の非常にシリアスな幕間的お話。

うちの「その笑みの向く先」と、時期的には重なるんですが、
こちらの3人のやりとりを見ると、うちの連中はまだまだ悩み足らない気がしてきました(^^;
ついでに色気も足りないwww

私もangeさんを見習わないとなー、とつくづく思わせて頂いたお話は
続きからどうぞ^^


挿絵は感謝を込めてangeさんに進呈させて頂きます。
他の方は御遠慮下さいね。


「保護者の温情 恋敵の非情」三部作の内
忍び音の夜(しのびねのよる)




――流石だな。

自室の前を通り過ぎる男の気配に、斎藤は寝床の中で眼を開いた。
元より熟睡はしていない。
その男が動き出すのを、無為に待っていたようなものだ。

気配を消して動く事には己も自信があるが、あの大きな身体でここまでしなやかに、そして軽やかに移動する術(すべ)には舌を巻く。
それでも斎藤には、彼の動作が心で見え、彼の息遣いが魂で聞こえた。
そして今まさに、少し先の部屋に忍び入る男の姿が眼に浮んで、唇を噛んだ。

ちりり、と、悋気の炎が身を焦がし始める。

――この炎、何を燃やすのだ。俺か。あの男か。それとも千鶴か……。

重い体を起こして、障子戸を二寸ばかり開けた。
隙間から流れ込む小夜風が、得体の知れぬ熱を帯びた体を冷やし、彼は夢現(ゆめうつつ)の状態からはっきりと覚醒した。

――俺は、何を……。
――奴を、奴の姿を目視して何になる?

あと一時(2時間)もすれば再びこの戸の前を通り過ぎるであろう男を思い、柱に拳を押し当てた。


伊東らと共に離隊するのは、数日の内。
密偵として一派に付いた事が露見すれば命の保証は無く、この新選組の仲間とも、千鶴とも、再会できぬ事を覚悟せねばならなかった。
斎藤と千鶴には、一度は想いを通じ合わせ、そして、敢えてその恋情を断ち切った経緯がある。
だが彼は、今も千鶴への秘めた想いを抱き続けていた。

(千鶴を厭うて距離を置いたわけではない。千鶴が向けてくる柔らかで温かい感情に触れているうちに、己に様々な甘えが生じ、やがては隊務への躊躇いを招く……そんな俺に変化してしまう事が恐ろしかったのだ。その事を――俺は厭うた。)

この何ヶ月かを伊東の身辺を探る為に心身を疲弊させながら、斎藤はどうにか自分を奮い立たせてきた。
上層部に不満を抱き、伊東の論説に傾倒していく反乱分子を演ずる――それは若い斎藤にとって、耐え難きを耐えねばならぬ苦行だった。
しかも、少しでも気を緩めれば、不審を招く。
故に、千鶴から距離を置いた。
彼女の癒しに無意識に救いを求め、逃避しかねない己を自覚したからだ。

彼の行動はそのまま千鶴の心を傷つける刃となった。
伊東との心理戦に消耗する斎藤にとって、千鶴の心情を慮るゆとりが生じなかったのは、彼の若さゆえか、任務の重圧ゆえか――。

千鶴は、誰よりも頼りにし恋慕う斎藤から距離を置かれて思い悩む日々が続き、遂に寝込んだ。
その彼女の心身の手当てをしたのは山崎であり、彼女を叱咤激励する事で再び生きる力を与えたのは沖田だった。

幾夜かを千鶴の部屋に忍んで行く沖田。
その気配を障子の内側で感じ取り、斎藤の内には捨てた筈の感情が燻ぶっていた。
自分が去ってしまえば千鶴はどうなるのか。これまでに何度も考えた。

――いつのまに総司と千鶴はあのような割りない仲になったのか……。
――奴は千鶴どころか、そもそも女など面倒だと公言して憚らぬ男だ。
――それでも、傷ついた彼女を励ますうちに恋情の芽生えに気付いたのか。

藤堂と共に自分がここを離れると察知して、彼女に思いのほどをぶつけたに相違ないだろう。
千鶴はそんな沖田の想いを受け入れたのか……と、斎藤はまた唇を噛んだ。

――諦めろ。彼女は他の男のものになった。
――総司が、あいつが千鶴を護る。
――奴は病に倒れこそすれ、奴こそが新選組の行く末を担う筈の男。
――局長の、副長の、後を継ぐべきものとして、天性の剣の才や人の本質を見抜く才があり、一番組を任された男。
――幼い頃からの彼を知る近藤さん、土方さん、山南さん、井上さん……皆が奴だけは特別に思っている。

(俺は江戸を出奔し、行き場を失くしたところを拾っていただいた立場。奴とは違う)

新選組の行く末がどのように変化しようとも、総司と共にあれば、千鶴はこの先も彼と周囲の人間の庇護を受けて生き延びていける……。
斎藤は、この瞬間も暗い部屋の中で共に過ごしているであろう二人に、そう思いを馳せた。


――俺は、孤独だ。
――土方さんにはこれほど眼を掛けていただき、信頼していただいたのに。
――それでも、俺は……孤独だ。

芹沢の件。数々の粛清。池田屋を始めとする大きな討ち入りや戦い。
そして日々の隊務でも。
例外はあるにせよ、仲間と共に、仲間と頼みにする連中が背後に控え、或いは肩を並べればこそ、どのような相手にも怯まず刀を振るえた。今だからこそ、そう思える。

――しかし、この先は、独り。
――平助を守りつつ平助からも覚られぬよう、俺は独りで戦わねばならぬ。

この密命、最後までやり遂げるにはどれほどの孤独な時間が待ち受けているのだろうか、
事情を知るのは局長・近藤と副長・土方。そして「繋ぎ役」の監察方・山崎。
他にも秘密を共有する隊士が居るのかは斎藤には知らされていない。
情報の分断は、万が一の際に備えての常套手段。
重圧を分かち合える同志の存在の有無すら分からないのだ。
山崎とて、連絡を受け渡しする僅かな時間での接触となるだろう。
彼と自分では任務の重みが異なる。
密偵任務とは――かくも過酷なものか。
改めてこの先に訪れる離隊後の日々を思って、斎藤は胸潰るる心持ちだった。

逡巡の内にも時は過ぎる。
沖田の気配が通ってから半時近くになろう。
総司が千鶴の部屋を出て、再度ここを通り過ぎれば―――と、彼は戸の隙間を睨んだ。
俺は――奴を咎めるのか。それとも。
俺は――千鶴を咎めるのか。

(千鶴に密命の内容を漏らす気は毛頭ないが、それでも、俺の思いの丈を、今も抱き続けている密やかな感情を、何一つ彼女に明かさぬまま別れるのは忍びない……。情けない事にこれが今の俺の本心だ。そして俺はまだどこかに…隊を離れる事の迷いを、躊躇いを、心の底に残している……)

もし二度と見(まみ)えぬ運命が待ち受けているならば、彼女の肌の温もりをこの腕に記憶して旅立ちたいと望んだところで、誰がこの若い男を責められよう。
しかし天は、斎藤の未練を女々しいと思し召したのか。
男の葛藤を嘲笑うかの如く、運命の神は沖田と千鶴の糸を結び付けてしまったようだ。

沖田が千鶴の元へ通う気配を察知した最初の夜は、睦み合う二人の姿が妄想として脳裏を荒れ狂い一睡も出来なかった。
その後も夜間に隊務や所用で屯所を空けるときは、図らずも沖田の所在確認をし、己の留守の間の出来事を思って心を乱した。
しかし、彼は耐えた。
耐えて、耐えて、耐えた。
此のところになって、ついにようやく心の平静さを得たかに見えたが―――。

(離隊の日がいよいよとなり、怖気づいたのか、斎藤一。情けない。お前の心の弱さが、そのまま千鶴への未練となって、こうして心乱れるのだ。俺は死ぬ気で伊東の懐に飛び込むのに。この期に及んで……)

この期に及んで――もう迷うな。迷いは弱さ。
この期に及んで――ああ、この期に及んだからこそ――。
今生の名残に、千鶴に思いの丈をぶつけることは許されるだろうか……。
否、それはならぬなと、彼は自嘲し、畳に目を落とした。
今宵一夜の為に、今迄の努力を無に帰する事はならぬ、と同じ問答を繰り返す。


そこへ突然に、人の気配。

――引き返して来たのか!?

斎藤は頭を上げた。
戸口の隙間から覗く怜悧な紫の瞳に、不意を衝かれて彼は眼を見開いた。

「夜更かしは体に障ります、斎藤組長」
「山崎……何の真似だ……」

斎藤は、掠れた声で小さく応えた。

「眠れぬ夜を過ごすのは、あなただけではない」

静かな声と共に戸の隙間から手が伸びて、盃を蓋代わりに被せた徳利が、小盆に載せて差し出された。

「この命は、この組の為、副長の為に散らす。あなたと俺の想いは同じかと。俺達は、それ以外に誠を尽くす事を、守るべきものを持つ事を良しとしなかった」
「…………」
「だからといって、心和ませる美しい花に気がつかぬほど、我らも木石の心を持つわけではない」

山崎らしからぬ礼を失した態度や固い声に、斎藤は彼の意図するところを図りかねて押し黙った。
障子の隙間は少しだけ広げられて、黒い忍装束の男の姿がすっかり現れる。
男は黙礼して室内に入ると、後ろ手にそっと戸を閉めた。
すぐに盃が斎藤に差し出され――群青の瞳の男はそれを受け取った。

カット498忍び音の夜

「旅立つあなたに、俺からの手向けの酒です」
「敵陣で一人死に行く者への別れの盃というつもりか……」
「反対ですよ。むしろ、生きて帰って来いという激励の酒です。そして……」

山崎は斎藤の手の中の盃に酒を注ぐと、ひたと彼の目を見据えて、厳かに告げた。

「この酒を飲み干すと同時に、雪村君への想いも呑み込んでいただきたい」
「な、なにをっ……」

斎藤は思いもよらぬ山崎の言葉に、滅多になく動揺した。

「あなたがこれから為すことの過酷さを理解できるものは殆どいないでしょう。あなた自身もまだ理解できていない筈だ。これからあなたは長期間に亘る孤独と恐怖に耐えねばならない。どれほど強靭な肉体と精神があろうとも、無事に役目を終え帰還できる見込みは、いささか薄い。だからこそ、憂いとなる要素は全てここに置いて行っていただきたい」

ここで山崎に目で促されて、斎藤は盃をあおった。
恐らくその酒の良し悪しの判別も出来ぬまま、喉に流し込んだであろう。

「それは副長のお言葉か」
「いえ、副長ではなく俺自身の考えです」
「なにゆえ……」

山崎は、また盃に酒を注ぎ入れた。

「俺は、雪村君が好きだ。そしてある意味不幸な出発点だったとはいえ、あなたと彼女が時間を掛けて育んできた間柄の事も好ましく思っていた。だからこそ、あなたが雪村君を突き放した際には、あなたの心情も理解できる一方で、彼女の心持ちを想うとやり切れなかった………」
「何を言い出すかと思えば……だが、あんたはこの屯所内の事は副長同様に把握している故、隠しても無駄か。確かに俺は結果的に千鶴の心を弄ぶ事をしてしまった。あの者にはすまない事をしたと思っている。だが既に終わった事だ。我らにはもう、情の通じ合う余地は無い」

「詮索無用」と突っぱねても不思議ではない単刀直入な山崎の物云いに、斎藤は逆に真剣さを感じ取り誠実に応じた。
それに立場は組長の方が上とはいえ、彼は土方の信頼厚い年長の山崎に、一目も二目も置いていたのだ。
そして千鶴に対しては、「すまない事」の一言で済むはずも無かろうが……と、斎藤は内心で自嘲しながら盃を口に運んだ。

「ならば、沖田組長の気配を窺ってこうして起きていたことは何と説明を?終わった筈の恋情に未練を残すのはどういう訳です?」
「山崎っ、無礼だぞ。勝手な憶測で物を云うな」

斎藤は殺気をこめて監察方の男を睨んだ。
相手は動じず、深い静けさをその紫の瞳の底に湛えて見つめ返してきた。

「俺は心配です。あなたは今、少し挑発しただけで日頃の沈着冷静さを欠いた。それに不審な深夜の来訪者の持ちこんだ酒を、よく確かめもせずに一息にあおるなど――俺だから無事で済んだとは思いませんか?」
「――!!――」

斎藤は己の迂闊さに気付き、拳を握りしめた。
確かに「屯所だから」「己の住居だから」といって、安全の保障はどこにもない。
ましてこれから住まう敵の屯所においては、どのような罠が仕掛けられているか………。

(俺はやはり、離隊を前に己を見失っているという訳か……)

――伊東に付いて行くことを「自ら導き出した結論」と語る藤堂に比すれば、伊東に心酔する若輩者を装う己の心の在り様の、なんと脆弱な事よ。
――この脆弱さは、やがて伊東に看破されてしまう。俺は、この数カ月ですでに密偵の厳しさを知ったと思っていたが……まだ甘いというべきだったか。

斎藤は精一杯の虚勢を張り、山崎に盃を突き出した。

「あんただから無事で済んだと、その確証を得るにはこうすればよいか?」

山崎は固い表情を僅かに崩し、盃を受け取った。
斎藤はすかさずその盃に酒を満たした。

「その調子です、斎藤組長。では頂戴します」

忍装束の男は、手の盃の縁に軽く口を付けて、舌先でちろりと味わうようにしてから、次に少しだけ深く盃を傾けた。
毒の有無を用心してと云うよりは、もはや習性と云うべき所作だった。

「今のあんたに、俺はどう見えているのだ」
「それを訊きたいと?」
「含むところがあるから、こんな時間に訪ねてきたのであろう」

山崎から返された盃に、斎藤は手酌で酒を注ぐ。

「斎藤さん。率直に申し上げれば、今のあなたでは長くは持たないでしょう」
「……そうか……」

既に斎藤には、腹を据えて山崎の言葉を受け止める準備が出来ていた。

「副長の人選はいつもお見事です。今回の任務にあなたを選んだ事も、現状では最善でしょう。しかしもっとこの組に人材があれば、幹部の中でも取り分け腕の立つあなたを外に出す事も無かった。
斎藤さん、あなたはやはり、剣を振るうことで最大の力を発揮する。刀を交えての戦いならば、死神すら逃げだす勇猛さを見せるあなただが――― 」

山崎は、ここで自らの装束を解き始めた。
斎藤は何事かと、目前で上半身の肌を晒す男を凝視した。
弱い蝋燭の明かりだけでも、夜目の利く斎藤には十分見える。
着衣であれば細身で華奢に見える男の身体は、実は十分に鍛えられており、均整のとれた男性ならではの肉体美を斎藤の眼に晒した。
但し、彼の背中には火傷の様な引き攣れた跡や鞭で裂かれた傷がいくつもあり、腕や胸には刀傷。隠れてはいるが、おそらく尻や脚にもあるだろう。満身創痍と云ってよかった。

「背中…これは……拷問の痕か……」
「それもあります。他にこちらは戦闘での刀傷。敵の刃を難なくかわせるあなたや沖田さんには無い、俺の力不足による傷痕です。だが見せたいのはこんなものではない」

山崎は己の左右の脇腹、二の腕など皮膚の柔らかい場所を幾つか指し示した。
そこには爪が深く食い込んだ痛々しい痕があり、皮膚の色がすっかり変色しているのは、一度や二度で出来た傷ではない事の現れだった。

「こうして、己を掻き抱いてきたのです。幾夜も、幾夜も。己を見失わないように、狂わないように……爪をこの身に喰い込ませて、痛みで正気を保てるように………」

男は自らの両腕で自分を抱くようにして見せた。

「背中を見せれば士道不覚悟。そんな法度を掲げる我らは、刀相手には覚悟が出来ている。ですが――俺は過去に切り抜けてきた陰の任務で知りました。単純な云いようしかできませんが、本当に恐怖するのは、自分相手の戦いであると―― 」

山崎は斎藤に向かって、淡々と言葉を紡ぎながら、上衣を元に戻し始めた。
襟の内に入りこんだ、一筋だけ長い後ろ髪を片手でつかんて払いのける――その仕草が妙に艶めかしく見えて、斎藤はこの男が時に女に化けて見せるのを思い出した。

「覚えておいてほしい。密偵として幾つもの顔を使い分ける内に、本来の自分を見失ってしまうのです。絶え間なく襲う孤独と底知れぬ恐怖が心を蝕み、気がつけば狂気と云う名の男が、笑って自分の肩を抱いている……。俺は何度もそれを味わいました。そして、それはあなたの様な、気真面目で、己の信ずる道をひたむきに歩んできた人ほどその罠に囚われやすいのではないかと……俺は思います……」

――俺は人斬り。
江戸を出奔した時から今まで、その思いを片時も忘れた事は無い。
真っ当な死に方は出来ぬ身なのだと、この先の人生に人並みの幸せなど望めぬのは承知、と、斎藤は己に言い聞かせてきた。
そして、これからも新選組の刀として生きていく以上、死は常に隣り合わせ。
今更、何を恐れようか。
なのにこの監察方の男は、それではまだ覚悟が足りぬと云うのか。
体内から不気味な熱が再度こみ上げて来て息苦しくなり、斎藤は盃をぐいと、飲み干した。

「ゆえに心を置いて行けと?俺に人の心を忘れて臨めと?」
「そうです。人の心など忘れてください。虚無になって、唯の人型の器となって旅立つのです。この組への忠誠も。武士としての志も。副長への尊敬も恩義も。仲間への情や信頼も。そして雪村君への想いも―――。全て俺に預けて、無になっていただきたい」
「無になって何が出来ると云うのだ。この組への忠誠なくして、武士としての矜持なくして今回の任務が務まるものか」

斎藤は山崎の挑発には二度と乗るまいと、努めて冷静な声で反論した。
山崎はそれを受けて一層声を潜めて話し出した。
あたかもここが彼らの住まう新選組屯所ですら無いかの、慎重な振る舞いだった。

「心が無ければ狂う事も無い。空のまま、全てを受け止めればいい。伊東の言動全て、奴の取巻きの言動全て。それらに反応したり逐一判断する必要は無いのです。あなたは唯、器となって繋ぎ役の俺に伝達して下さればいい。情報分析し、判断するのは副長がなさる。人の心は捨て、唯の器になってください、斎藤さん。確かに新選組隊士としての忠誠も三番組組長としての矜持も、どんなに深く隠したところで知らずと滲み出る事はあるでしょう。それでも、出来るだけ抑えねばなりません。そしてあなたの判断力や頭の良さは、あちらでは逆に足手纏いになります。伊東を値踏みし、分析すれば、その思考はあなたの行動に影響する。ちらりとでも彼を嫌悪したり侮蔑する思考が臭えば、敵はそれを嗅ぎ取る。ならば、空っぽになり、伊東に心酔し酒色に溺れる虚(うつ)け者になる―――それがあなたの身を護る道だ」

斎藤は呆れた。
「人の心を捨てろ、思考するな」など、現実には不可能な事を目前の男は云い放つ。
笑止千万な言い草だ。
それでも、あくまでこれは比喩であり、彼なりの警告なのだと云う事は、斎藤にも理解できた。
彼は苦笑いを零しながら相手に問うた。

「参謀は、俺が彼を嫌悪していることなど見抜いておろう。今も…俺が彼に付いたのは何故かと疑いの眼を逸らしてはおらぬ筈だ。それでも俺を懐に入れたのは……お前ならどう考えるのだ」
「それがあの男の驕り、です。土方歳三の懐刀であるあなたを、自分に酔わせることができれば、これほどあの男の自尊心を擽るものは無い。その事に食指が動いたのでしょう。加えて、まだ心が柔らかい若年者であれば、政(まつりごと)の宗旨替えも比較的容易い。藤堂さんとあなたが離隊の顔ぶれに入っている事について、その点を指摘する者もいる。どちらにせよ、あの男は敢えてあなたを手元に置いて、己と敵対する副長へ挑戦しようとしているのだと思えるのです……」
「なるほど、な……」
「これは余計なことだが、彼にはあなた個人に対する特別な興味もあるでしょうね…」
「云うな、山崎」

この正月に島原に留連した際に、伊東が己に向けてきた粘っこい視線を思い出して、虫酸が走った。
永倉が共にいてくれたから良かったものの―――。
彼が妓(おんな)と奥に引っ込めば、自分も周囲の眼を欺き、伊東から身を避ける為にも、仕方なく芸妓と共に別室に籠ったのは苦い経験であった。
もっとも敵娼には触れることなく、こっそり下がらせたのは――斎藤と角屋の者だけが知る秘密だった。

「驕り高ぶった男ほど、高嶺の花を欲しがるもの。あなたは色々な点で彼の嗜好に合ったのだと思います」

ここでようやく山崎が眉間のしわを緩め、目元に僅かな愉悦の色を浮かべた。

――喰えない男だ。
斎藤は黒装束の男を内心でそう評しながらも、盃を渡して酒を並々と注いでやった。
徳利にはもう僅かしか残っていない。

「……あんたの云いたい事は粗方、呑み込めた。生半可な覚悟で臨んでもこの任務はこなせぬ。この隊に不満を抱き、伊東に付いていったものの、己の居場所、己の存在の意義を見出せずに腐っていく男。いっそ伊東が『斎藤を見損なった』と匙を投げるほど無意味な存在の男になれと……それでよいのか?伊東が『この男、もはや新選組でも使えぬ』と誤解するまでにな」
「仰せのとおり。そう思いこませれば、逆に彼は、ふとした拍子にあなたに情報を漏らすでしょう。正気のあなたには用心しても、狂ったあなたには油断をして」
「そうかもしれぬな。とにかく密偵任務があんたの云う通り過酷なものなら、少なくとも俺は酒に溺れて日々をやり過ごす事になろう。好むと好まざるとな。俺に出来る事は酔いながらも、事実を有り体に伝えられるよう、あんたの云う処の「心なき器」になることだ、な?」

山崎は黙礼し、ほっと息を吐くと、盃を押し戴いてから一気に飲み干した。
それは、この先は「斎藤と共に毒を喰らう覚悟だ」との意思表示にも見えた。

「お預かりしたあなたの『心』は俺が全力で護ります。無事に帰還するその日まで。そして――雪村君の事は」

山崎が言葉を切ったのに合わせ、斎藤はついと片眉を上げて黒衣の男を注視した。

「斎藤さん、はっきり言います。雪村千鶴は沖田総司を選んだ」

山崎の言葉が冷たく響く。

「故に彼女は、沖田組長が新選組の刀としてだけでなく、一人の男としても、全力で護ります。あなたはもう何も心配しなくていい」

斎藤の双眸は一瞬だけ揺れ動いたが、すぐに静けさを取り戻した。
山崎はそれを見て頷くと、徳利に残った酒を盃に全て注ぎ入れ、斎藤に差し出した。

「もう、心残りは無い筈だ。この酒を飲み干して、あなたは変わる。誉れ高き三番組組長から、虚け者へ。さあ、どうぞ」

差し出された盃を受けとり、斎藤はそれを三度に分けてゆっくりと味わった。
山崎の静かな瞳がそれを見守る。

――「人の心を捨てろ、千鶴への想いを捨てろ」
そう告げる山崎の心中は、如何ばかりか。
なぜか斎藤には、むしろ逆の意味に聞こえた。
――「人であれ。武士であれ。そして大切な想いは捨てるな」と。

(あんたは……本当は……)

山崎だからこそ、この先の斎藤の苦悩を察し、助言してきたのだ。
それには土方の差し金が入っていたかは斎藤には判らない。どちらでもよかった。
土方は別として、少なくともここに一人、共に戦い、己を理解してくれる男がいた。
この先の地獄の旅路には、それで十分だった。

全ての酒を飲み干して、斎藤は盃を盆の上に伏せる。
そして山崎の前に真っ直ぐに向き直り、丁重に口上を述べた。

「山崎殿。此度の助言、痛み入る。後の事はよしなにお願いする」

対する男も居住まいを正し、平伏した。

「ご武運を。この山崎、組長の無事の御帰還を心よりお待ち申し上げます」



山崎が顔を上げて斎藤の視線を受け止めた時―――二人の間に強い絆が生まれた。




*****





「遅いよ、山崎君」

道具箱を手に山崎がその部屋に忍び入った途端、布団に寝転がる男から声が掛けられた。

「おや、もうお戻りでしたか」
「だってあの子ってば、ぐっすり寝込んでいて話し相手にもならないんだもの」

つまらなさそうに沖田は手を振ると、山崎にしかめっ面をして見せた。

「そもそも寝入った頃を見計らって毎度忍んで行くのですから、退屈なのは承知の上でしょう。昼間は彼女に散々用事を言いつけ疲労困憊させる作戦まで取っておきながら、何を云うんですか」
「君って、もうちょっと愛想というものがないわけ?それとも何さ、千鶴ちゃんを起こして抱いちゃえばよかったの?退屈しのぎにさ。そうしたら彼女も今より色気が出て、一君にもっと未練が残ったかもね」
「原田組長ならともかく、あなたにそんな芸当が出来るなら、見てみたいものです」

さらりと沖田の戯言をかわして、山崎は布団の傍に近寄った。
障子から差し込む月明かりで、室内の互いの姿は十分見えた。

「僕の事を知ったふりして。これだから、君は嫌いさ」
「それは光栄だ」

その言葉とは裏腹に、沖田にも山崎にもその声色に嫌悪の色は含まれていない。
山崎は懐から薬包を取り出すと、枕元の空の小箱にそれを収めた。

「感心ですね。ちゃんと薬を呑んでいる」
「約束は約束だからね。君がこの企みに協力してくれる交換条件じゃない」
「交換条件とは……物は言い様だ」

二人の間にどのような経緯があったのか――思い出したくもないとばかりに山崎は首を振った。

「ところで釘を刺したのは、どうやら上手くいったみたいだね」
「さあ、どうですか。本番はこれからですから。それも潜入して何ヶ月かたってからでしょう、彼が本当に苦しむのは」
「僕は……信じている。一君なら、きっと見事にやり遂げて戻ってきてくれるって」
「ええ、俺も同じ思いです」

今迄の飄々とした態度から一転、ようやく表情を引き締めた沖田に頷くと、新選組の医事方をも務める男は持参の道具箱に手を掛けた。

「そろそろ始めましょう」
「うん、お願いします」

静かに告げる声に促されて、腰紐を緩め両袖から腕を抜くと素直に布団にうつ伏せになる男。
その男の薄い夜着を、皮を剥ぐ様に腰の上まで脱がして、山崎は行燈を傍に引き寄せた。
目を走らせるのは、やや浅黒く、傷一つない、美しくすらある逞しい背中。
そうして指を皮膚に押し当てていきながら、沖田の体に熱や浮腫みが無いか、肌の色に変化が無いかなど異変の有無を慎重に探っていった。

――また痩せた、な。こうして直に肌に触れれば、はっきりと肉が落ちたのが分かる。

どんな病であれ、高価な薬は限られた者しか手に出来ない。
気鬱の病だともいわれた労咳患者の一般的な治療と云えば、滋養のあるものを摂取し、ひたすら安静に過ごす事だ。
沖田の病に気付いている土方からは、高価な薬、高麗人参の類であっても惜しむなと言い含められている山崎だったが、薬は不味くて嫌だと、駄々をこねる大きな子供の抵抗に手を焼いていた。
薬だけでなく、気儘な性質の沖田にとっては、無理強いされる食事や安静も苦痛を伴う事柄である。
そこで一時的な対症療法ではあるが、せめて咳を鎮め呼吸を楽にするための治療をと、山崎は鍼治療や灸を時折施していた。
もっとも、それすら沖田の機嫌のよい時にしか受け付けてもらえない。
そんな彼がここしばらくの内に薬を飲むようになったのは、自分の謀(はかりごと)に協力しろと、脅迫紛いの彼の依頼を山崎が受けた故の成果だった。

四華患門の灸。大柄な男の広い背の、然るべき四ヶ所にもぐさを置き、火を付ける。
熱がじんわりと患者の肌に伝わっていく経過を注視しながら、山崎はそろりと沖田の身体の下に手を滑り込ませ、腰紐を解いて着物をさらに下へと剥いでいった。

「ちょっと、止めなよ。君の悪い遊び相手になるほど弱っちゃいないよ」

すぐに尖った声が上がるが、もぐさが背にある状態では大きな男は身体を捻る事が叶わず、首だけを捻ってじろりと黒装束の男を睨みつけるに止めた。
山崎は意に反さず、長い指で相手の脇腹を辿る。
そして沖田の両脇腹にどす黒く変色した箇所を見つけて、彼は小さく息を吐いた。
その爪の食い込んだ痕にも見える場所を強く押せば、布団の上の男の体が緊張で硬くなった。

「ここ、痛みますか」
「……くっ……やってくれるね。当り前じゃない」
「でしょうね。化膿しないよう薬を塗っておきましょう」
「いいよ、今更。前からある傷だもの」

投げやりに沖田は云い放つ。

「そうでしたね。そして、これからも……。癒える前にまた新しく出来てしまう傷だ」
「なにさ、また知ったかぶり。それは嫌いだって云ったよ」

山崎は黙して、ただ艶然と微笑み返した。
それは、昼間に見せる堅物で頑固な男の表情からは想像のつかない、彼の別の一面だった。

膏薬を沖田の肌に塗りながら、幾つもの顔を持つ男は黙考する。
一体、どれだけの夜、沖田はその体に爪を喰い込ませて耐えてきたのだろう、と。
病を知ってからか。
それともそれ以前から、彼を苦しめ、負の感情に追い立てたものがあったのか。
山崎には分からない。
今でこそ無防備に背中を晒すこの男は、誰にもその心の内を明かすことなく生きてきたのだから。

それでも―――。

(俺のものより深いこの傷痕……あなたはそれほどまでに……)

武士で在りたいのだ。近藤の為に、新選組の為に。
最強の刀で在りたかったのだ―――。


沖田の深い苦悩を慮り、山崎もまた、自身の脇腹に手を当てた。
命ある限り、新選組の男として在る限り、沖田にも自分にも、傷の癒える日は訪れないだろう。そして、これからは斎藤にも――。

ただ、斎藤には己の傷痕を曝け出したが、沖田には同じ事をする気にはなれなかった。
斎藤の気性であれば、腹を割り、忌憚のないところを示すのが彼の信頼を得る方策と思えたが、飄々として掴みどころのない沖田には、逆効果に思えたからだ。
自分にも沖田同様の、己に爪を立てたが故の傷があると告げたところで、鼻先で笑われるのが落ちだ。一緒にするな、と。



治療を終え、手拭いで沖田の背中を拭き清めてやりながら、山崎はふと訊いてみた。

「結局、斎藤さんに対してはどちらだったのです?保護者か、恋敵か」
「どういう意味かな」寝そべったまま、男はのんびりと応える。
「あんな芝居で斎藤組長の未練や迷いを暴きだし、崖から突き落としたのは――彼に警告し腹を括らせる為。それは、志を一にする仲間としての『獅子の温情』とも取れる」
「そんな御大層なつもりはないけれど?一君の保護者なんて年でもないし、彼の面倒を看る義理も無いよ。で、恋敵って?」

沖田は面白そうに山崎の言葉を促した。
行燈の光に照らされて、翡翠色の瞳は煌めく。余計な事を言えば斬る、とばかりに。

「保護者でないのなら、あるいは――。本気で斎藤さんを牽制するつもりだったのですか。雪村君は自分が貰うと。離隊する男が、今更手を出すな、と。今夜の事は、苦悩する彼に、恋敵として追い打ちをかける非情さを見せたのだとも取れます」

紫の瞳は、対峙する翡翠色の瞳の奥に、何らかの揺らぎがないかと窺いながら言葉を連ねた。

「さあね。好きに解釈しなよ。人からどう思われようが気にしないよ」
「そうですね。あなたはそういう人だ」
「いい加減、斬るよ。その知ったかぶり」
「あなたをどう解釈しようと勝手なのでは?困った人だ」

山崎の応えに対し、沖田はその薄い唇に軽く笑みを浮かべて身を起こすと、寝間着の乱れを整えた。
病人とは思えぬ男の精気が立ち上り、彼の白い夜着に纏わりついて色を添えた。
女は好きではないと、色街でも羽目を外すことのない男が、どうしてこれほどの色香を漂わせられるのか……。
皮肉な事だと、山崎は片眉を器用に上げてみせた。

「もう寝るよ」
「ええ。俺も失礼します」
「君にも薬をね」
「は?」
「塗り薬。化膿しないようにね。傷、あるんでしょ。」

はっとして山崎が沖田の顔を見上げれば、意外にも、相手の双眸には真摯な色が見え隠れしていた。

「おやすみ、山崎君」
「おやすみなさいませ。沖田組長」

この日頃は饒舌な相手は、いざという時は多くを語らない。
その事を知る監察方の男は、そのまま静かに部屋を出た。

――全く、あなたと云う人は……。だから、俺は、あなたから目が離せない。
――沖田総司。
――人を冷たく突き放して、次に力任せに引き寄せる、厄介な男。

(俺があと十も若ければ、魅入られ取り込まれてしまっただろうな……)

苦笑いを零しながら、いつしか問題の部屋の前まで来てしまった。
さきほど沖田が狂言を演じて、一時足らずを過ごした雪村千鶴の部屋だ。

(彼は何を思い、この部屋で彼女の寝顔を見ていたのか……)
(それにつけても、今夜の事は―― )

――保護者の温情か 恋敵の非情か――

沖田の真意は闇のままだ。
当人は千鶴への恋情を内心自覚はしながらも、それを認める事を潔しとしない。
山崎が思うに、彼自身も己の恋情を持て余しての、一連の狂言劇だったのだろう。
斎藤に密偵任務への腹を括らせる為だけなら、他の手段もあったのだから。
それでも、『己の全ての行動規範は局長・近藤の為か否か』としながらも、その実、この先の自分には果たせない『未来の新選組を背負う役目』を斎藤に託そうという彼自身の秘めた思いが、このような謀に繋がったのだと、山崎は感じた。

(病さえ無ければ――沖田総司こそ、ゆくゆくは近藤さん土方さんの跡を取る人物。斎藤一と共に新選組を背負っていく筈の男なのだ)

その男の心中を自分などには量り様もないが、やはり沖田と云う男は、一人の男としての心持ちより、幹部隊士としての矜持と責務を取ったのだ。
今回のやり口が、後に斎藤に真相が露見すればひと悶着起きるは必至としても……。

(一筋縄ではいかないあの男の脇腹にも、灸をすえてやれば良かったか)

千鶴の部屋の障子戸に僅かに隙間が見えている事に気付き、山崎は近付いて閉めてやろうとした。
すると見るともなく見えてしまった千鶴の安らかな寝姿に、彼は酷く胸苦しさを覚えた。

(すまない、雪村君。俺達は……君をここに閉じ込めるだけでなく、君の想い、斎藤組長への一途な恋情までも封印させてしまった。健気に俺達に尽くしてくれる娘一人の心根すら守れず、俺達は一体どこへ向かおうとしているのだろう、な………)


廊下の先は、自室へと繋がる空間。月が陰ると、まさに漆黒の闇が広がっていた。


――心の内で忍び音(ね)に泣く俺達を呑み込むのか、この闇は……。

カット484


その闇の廊下を進みながら、山崎は今夜の斎藤の表情と沖田の表情を思い返し、それを交互に胸に刻み込んだのだった。




(了)
  1. 2014/08/29(金) 23:22:52|
  2. 頂きもの
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

え・・・?

杏さんでも、じゅらさんでもないって、どうしてどうして( ‥) ??っていうのが気になって、お話が読めません←おい

あ~・・・私、この方のお話もう読みたくないんです・・・ほんと、読みたくないです・・・o(´^`)o
私が読み専だったら喜んで「新作早く早く~!!」って気持ちになるだろうなって思いますよ・・・ああ、何で私物書きデビューしてしまったんだろう・・・。
きっと、あの時熱があったんだ・・・あの時変な気さえ起こさなかったら、もっと純粋な気持ちで読めたのに。。゛(ノ><)ノ
なんかもう、確実に自信喪失って言うか、私もう書く気なくなりましたわwwwレベル高ッッ!!

というわけで、斎藤さんの葛藤振りの表現とか素晴らしいですよね。
なんかもう、いちいち表現が、全てにおいて推敲してるんだろうなっていう表現で、もう感服するしかないです。
千鶴ちゃんの部屋に忍んでいってる沖田さんが本当にそれっぽくて、斎藤さんに自分を重ねてかなり胸の内がもやっとモヤモヤしてました。
なので、最後にちゃんと彼が何をしてたのか、何を思っていたのかが書いてあって良かったです///
斎藤さんも重要な任務とは言え、ああいう役を任されるのは大変な葛藤がありましたよね、きっと。
表面上とは言え、仲間を裏切るような行為ですし・・・それを誰にも言えないし・・・でも、それをちゃんとわかっていた沖田さん(と、たぶん、他のメンバーもなにか理由があるはずだと思っていて欲しい!)に、私は惚れ直しました///←え、そこ!?

いつも山崎さんが苦手だ~って言ってますけど、書けないなんて嘘はもう言わないでくださいねε- (´ー`*)
次言ったら針千本くらい飲ませますよ、('-'*)フフ←鬼
まあ、でも彼は使いどころは難しいですよね・・・私は彼を把握できてないので・・・。
いつか沖田さんを使って山崎さんをぎゃふんと言わせてやりたいんですが('-'*)フフ←鬼
そして、灸をうってもらうシーンがやたら艶かしいんですけど・・・え、山崎さん男色の気あるんですか(‥;)?
人によって持ってるイメージってやっぱり違うんですね~・・・angeさんとこの沖田さんって、何だかんだいって山崎さんに甘えてること多いですよね。
そして沖田さんに甘い山崎さんwww

こういうのを三つ巴って言うんでしょうね~・・・(え、山崎さんは保護者だから、数に入れなくていいんですよ・・・ね??)
大変勉強になりました・・・が、見習う事など到底出来ません。。゛(ノ><)ノ 上手な作品を嫉妬抜きで読みたいです・・・うぐぐぐ。
次も私を嫉妬の渦に叩き落してくれる作品をお待ちしております///
  1. 2014/09/02(火) 01:16:51 |
  2. URL |
  3. ゆゆき #EYMZMP9E
  4. [ 編集 ]

ゆゆき様へ♪

こんばんは。angeです。
この度は丁寧なコメントをありがとうございました。
とはいえ、色々な点で「うーん、なんとお返事したらよいのだ」と、
迷ってしまう内容で(笑)
とにかく、過分なお言葉を頂いたことには感謝いたします。
ハイ、私の中では沖田さんと山崎さんは「喧嘩するほど仲がいい」人達ですww
こちらこそ、ゆゆきさんの沖田愛に溢れる投稿作品に毎回圧倒されていますので、
私もそちらの新作を楽しみにお待ちしていますね♪
また暑さがぶり返すらしい?ので、どうぞご自愛くださいませ。ありがとうございました。
  1. 2014/09/02(火) 22:55:33 |
  2. URL |
  3. ange #-
  4. [ 編集 ]

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