皓月庵

乙女ゲーム中心の趣味に走ったアナログ二次創作ブログ。マンガと小説のごちゃまぜ^^;

「俺の願い」

花柳風月」の香澄さんから頂き物です^^

香澄さんの特徴でもある、地の文の少ない会話主体の、ワンシーンを切り取ったかのようなSSです。
今回は山崎さん♪
彼が相手だと、やはりただ甘いだけのお話になりませんねw
押さえた愛情表現がいかにもこの二人らしくて、却って切なくなります^^

では続きから、生真面目なザキさんをどうぞ


挿絵は感謝を込めて香澄さんに進呈します。
他の方はご遠慮下さいね。




俺の願い


山崎「雪村君!?」

顔が青白い。

相当具合が悪かったのか。

山崎「どうしてこうなるまで働いていたんだ」

千鶴「すみません」

怒りを通り越して呆れる。

山崎「とにかく部屋まで運ぶ。つらいだろう。目を閉じていてもかまわない」

少しでも俺達の役に立とうと頑張ろうとする彼女の性格は分かっていたはずなのにほっておいた自分が甘かった。

千鶴「ごめんなさい。もっと頑張るから…」

雪村君?


カット407


部屋で寝かせると彼女の眼に涙が流れたあとが残っていた。

千鶴「山崎さん?」

山崎「気分はどうだ?」

千鶴「先程より楽になりました。あの、ご迷惑をおかけしてすみませんでした」

山崎「このくらい迷惑にはならない。君は回りに気を使いすぎだ。そんなことでは君自身が壊れてしまう。少し肩の力を抜いた方がいい。君の頑張りはみんな分かっているから」

また彼女の眼から涙がこぼれた。

千鶴「私、父様のことで皆さんにご迷惑をおかけしてるからこれくらいしないとって思って。それで」

山崎「それで君が倒れたら元も子もない。時には甘えてくれ。一人で全て背負おうとしないでくれ。俺が君の全てを受け止めるから」

彼女は父親がああなってことは自分の罪だと思い込んでいる。

彼女らしいが見ててつらい。

千鶴「山崎さん。後ろを向いててもらえますか?」

よく分からなかったが言われたとおりにすると俺の背中にしがみついて声を出さずに泣いていた。

見られたくないならそれでもいい。

気がすむまで泣いたら俺の好きな笑顔を見せてくれ。

それが俺の願いだ。


カット449俺の願い

~End~

  1. 2014/05/13(火) 21:29:01|
  2. 頂きもの
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<久しぶりにドラマ | ホーム | 私は斎藤さん贔屓のはず(*-∀-)ゞ>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://kougethuan.blog.fc2.com/tb.php/580-5e2041a9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)