皓月庵

乙女ゲーム中心の趣味に走ったアナログ二次創作ブログ。マンガと小説のごちゃまぜ^^;

「あるじゃねぇか」

テール×テール」のドラキョンさんから、土千キスSSを頂きました♪


私が、つい『こんな妄想で描いた絵』だと漏らした為、
今回はわざわざそれに準拠したお話にしてくれたそうです。
いや、もう、私が最初に妄想して描いた、その通りを言葉にしてくれました!
ちょっと黒い土方さんw まんまですww
私の中のシリアス土方さんって、こんな感じなんですよねえ。

それを文章の形にして下さったドラキョンさん
本当にありがとうございます!


ではではそんな土方さんを、おまけ絵と共に続きからどうぞ^^


いつものごとく、挿絵2枚はドラキョンさんに進呈します。
他の方はご遠慮下さいね。


あるじゃねぇか


静かな訪いがあって、奴らとは明らかに違う礼儀正しさで、
千鶴が室内に現れた。
「土方さん、湯呑み、お下げしますね。」
千鶴は最初に俺から言われた通り、机の上に目をやらないよう
俯き加減で俺に近づく。
だからあいつは知らねぇ。
そんなあいつを俺がどんな目で見ているかを。


カット299あるじゃねぇか


伏せられた面に長い睫毛が陰影を作り、
それがどんなに色気を醸し出しているかにも気が付いちゃいねぇ。
俯いたお前が見せつける細く白いうなじに、
俺がどんなにそそられるかなんて、知らねぇんだろうな。
俺が日頃あいつをガキ扱いするのは、そうでもしなきゃ、
こっちの理性が焼き切れそうだなんて、思ってもいねぇだろうな。
だから、お前はそうとも知らずに罠へ落ちてくる。

お前は、それがわざとだなんて気づきもしねぇ。
そいつはお前を絡めとるための餌だ。
一歩、二歩・・・
お前が膝を進める。

お前の手が湯呑みにかかるその一瞬を逃さず、
「そういやぁ、さっき言っていたことだが・・・」
その反対の手を俺の手が捉えた。

どちらに反応したんだか、あいつが俺の狙い通り顔をあげた。


カット270


んん―――っ。

その顔が見たかったって言ったら、お前は怒るんだろうな。
慌てて離れようとするお前の頭は、もう俺が押さえちまってるんだよ。
逃がすようなへまするわけねぇだろうが。
捉えた手に力を込めれば、身を固くするお前の反応が愛おしい。
これはお前の時を進めるためだ。
俺に堕ちて来いっ―――。

いいだけ味わった後、優しい俺はあいつを放してやった。
呆けた顔も俺好みだ。
「さっきはねえって言っていたが、あるじゃねぇか。
極上の茶請けがよ、ここに。」
あいつの腫れちまった唇を指でそっとなぞってやれば、
真っ赤になって手で覆い隠しちまいやぁがった。
「次も、その茶請けで頼んだぞ。」
あいつときたら、返事もせず逃げて行っちまったが、なぁに構うことはねぇ。
それしか受け付けてやらねぇだけだからよ。
俺の、俺だけの極上の茶請け。



  1. 2013/07/17(水) 09:54:56|
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  1. 2013/07/17(水) 23:59:38 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

ドラキョン様♪

こちらこそ、お待たせしてしまってすみません(>_<)
その分、少しでもこの『悪い色男』仕様の土方さんを気に入って下さればいいんですがw
う~ん、でもこの土方さんに、千鶴ちゃんがオチるか…それは私にも謎ww
オトメの潔癖故に徹底的に拒否するか、免疫ないせいであっけなく陥落するか―――その両極端のどっちかだと思いますね^^
お仕事忙しくなるそうで。
このあっつい夏に大変ですが、どうぞ体調にだけは特に気をつけて。
何とか乗り切って、また素敵なお話どんどん執筆して下さいね!
ではでは、今回もありがとうございました!!
  1. 2013/07/18(木) 10:52:44 |
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  3. ちょこ #-
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