皓月庵

乙女ゲーム中心の趣味に走ったアナログ二次創作ブログ。マンガと小説のごちゃまぜ^^;

「ぬいぐるみ」

先月の誕生日祝いに「紅桜日和」の優月様からSS贈って頂きました^^
ありがとうございます。
バタバタしてて、UPが遅れてすみませんでした;

千鶴ちゃんがプレゼントを選んでくれる相手が私設定だそうで(^-^ゞ
人生でぬいぐるみなんて、一個しか持ったことない私w(小学生の頃、ほぼ自分と同じ大きさのパンダを親にねだって買ってもらった一回だけなんですよ)
この架空のプレゼントの希少なぬいぐるみ、大切にさせてもらいますねー^^


では、かわいい斎千、私の挿絵付きで続きからどうぞ♪


   


ぬいぐるみ


「斎藤さん!こっちですよ!!」
千鶴は遠くに見えた斎藤に声をかける。
「千鶴、待ったか?」
「いいえ。私も今来たところです。」
今日は二人でショッピングモールへとやってきた。
「それにしても・・・誰への誕生日プレゼントだ?」
「先日入ってきた・・・」
「新しく入ってきた一年の風紀委員か。」
「はい。この前誕生日の話になったんですけど、彼女先週が誕生日だったみたいで・・・」
「それは知らなかった。」
「私もです。なので明日内緒で誕生日会を開こうと思って。」
千鶴が楽しそうなので斎藤は、そうだな。と笑った。

「どれがいいでしょうか・・・」
「お!俺はわからんぞ!!女子の趣味など。」
「そうですか。」
千鶴は何を贈ろうか悩んでいるようだ。
「猫はどうだ。」
「猫?」
「猫のキーホルダーやストラップをつけているだろう。」
「あ!そうですね!!猫が良いですね!!」
そう言って千鶴は違うお店に駆け出す。
斎藤はやれやれとそのあとを追った。

「可愛い!!」
千鶴は動物をモチーフにしたものを売っているお店に入った。
「見てください!斎藤さん!!すごく可愛いですよ!!」
すぐに見つけた猫のぬいぐるみを千鶴は抱き上げる。
「こっちの子が良いでしょうか・・・それともこっちの子?」
たくさんのぬいぐるみを次々と腕の中に納めていく千鶴。
斎藤は不覚にも可愛いと思ってしまった。ぬいぐるみも可愛いが、千鶴が、だ。
(俺は何を考えているのだ!?)


ぬいぐるみ


斎藤は頭から考えていたことを無理やり振り払い隣の棚からぬいぐるみを取る。
「これなどどうだ?」
斎藤が手に持っているのは大と小の二匹の猫のぬいぐるみだ。
「わあ!親子猫ですか!?」
千鶴は斎藤から受け取ったぬいぐるみをギュッと抱きしめる。
「この子たちにしましょう!!決めました!!」
そう言って千鶴は
「可愛いなあ・・・私も買おうかなあ・・・」
と呟いたのを斎藤は聞き逃さなかった。
「では、もうレジに行ってもいいですか?」
「ああ。」
そう言って斎藤と千鶴はレジで会計を済ませお店を出た。
「千鶴、少しだけ待っていてくれないか。」
「ええ、大丈夫ですよ?何か買い忘れですか?」
「そんなところだ。すぐ戻ってくる。」
「わかりました。」
少しして場所を移動したころ斎藤はどこかに行ってしまった。

そして五分ほどで戻ってきた。
「待たせたな。」
「いいえ。」
千鶴は斎藤が何を買ったのか少し気になったが聞かないことにした。
二人で並んで道を歩く。
「喜んでくれるといいんですけど。」
「大丈夫だ。あいつは何を渡しても喜ぶ。」
「ふふっ。そうですね。あ、斎藤さん!」
「何だ?」
「ウチでお茶でも飲んでいきませんか?」
「だが・・・」
千鶴の家には薫がいるはずだ。あの妹大好きな兄に何を言われるか・・・
「あ、薫なら今日はバイトでいないですよ?」
断ろうかとも思ったが少しお茶を飲んだついでに渡そうと考えた斎藤は千鶴についていく。



「どうぞ!」
「ああ。すまぬ。」
千鶴の家で斎藤はどのタイミングで渡そうか悩んでいた。
「それにしても可愛いぬいぐるみでしたね!!」
「そうだな。」
千鶴がぬいぐるみの話を持ち出してきた。
斎藤は今だ!と自分の横に置いておいた袋を手に取る。
「千鶴。」
「はい?」
「これを。」
斎藤は袋を千鶴に渡す。
「これ・・・斎藤さんが買ってきた・・・」
「開けてみてくれないか。」
「はい・・・」
がさがさと袋を開けた千鶴は中身を見て驚いた。
中に入っていたのはさっきのぬいぐるみ。それも色違い(違う種類の猫)だ。
「これ・・・」
「先ほど欲しいと言っていただろう?」
「いいんですか?」
「お前のために買ったのだ。」
千鶴はギュッと抱きしめてにっこりと微笑んだ。
「ありがとうございます!!」
「ああ。」
この日から千鶴の部屋に猫の親子が増えたのだった。



  1. 2012/10/05(金) 16:41:10|
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